経理とは何か
経理には、大きく分けて3つの業務があります。
(1)出納業務・・・現金や預金の調達・支払い・受取・残高管理など
(2)会計業務・・・企業の行った取引を、帳簿に記録する(簿記)・決算書の作成など
(3)その他付随業務・・・経営分析・各種税金の申告・給与計算・年末調整など
会社により、仕事内容は多少の違いこそありますが、基本的には経理作業は、上記の3つに分類されます。
経理に必要な知識
(1)出納業務と(2)会計業務を行うのに必要な知識はやはり「簿記」です。
次に必要な知識は「税金」(特に法人税・消費税)ではないでしょうか。
あと、最近ではPCスキルも必要不可欠ですね。
さて、では、具体的にどのような簿記が必要になってくるかというと、一番多く使われているのが、日商簿記という簿記の資格です。 その次に多いのが全商簿記です。
日商簿記と全商簿記の違い
日商3級は、全商3級に比べてボリュームも多く、全商3級では出題されない形式や未学習論点が出題されますので難易度は日商3級の方が高くなっています。
全商3級にはない出題形式というのは、期中取引から残高試算表や合計残高試算表を作成する問題、帳簿の記入方法だけでなく読み取りの力を試す問題、5伝票制などが挙げられます。決算の問題では、精算表や財務諸表作成でもボリュームが多く、決算振替仕訳や前期から当期への再振替仕訳まで出題されています。仕訳自体のレベルは全商3級と日商3級では出題形式ほどの差はありません。
受験対策としては、全商3級では未学習の論点を学習し、日商3級の出題形式に慣れるための対策が必要になります。簿記は仕訳をし、帳簿に記入し、集計するという作業の繰り返しですから、まずは簿記の基本をしっかり身に付けることが合格への近道です。
全商2級では、日商3級で学習すべき論点は基本的に網羅できていますので、出題形式の違いに慣れる練習を積むことが重要になります。